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若手研究者への助成推進など計画どおりの助成

 研究助成予算は財源の減少に伴い平成26年度に縮小し、以後同規模の
助成としております。今年度も当財団の特色である若手研究者対象助成を
推進しました。申請件数は今回、梅原賞の審査がないこともあり減少してい
ますが採択件数、助成金額とも予算に沿ってほぼ昨年度並みとなっております。
平成28年度の研究助成については申請を公募し、受理した申請書を対象に
各助成選考委員会が6月から順次開催されました。
 受理した申請の総件数は82件(昨年度112件)、うち採択件数は29件(同38件)、研究助成総額は1,863万円(同2,120万円)になります。申請件数及び採択件数とも昨年度より若干減少しております。
 採択された助成申請の状況は、別表のとおりです。

「平成28年度助成採択一覧」はこちらからダウンロードできます

1 推進研究助成
 一定の実績があり将来性のある研究を対象としています。
平成27年3月の理事会で決定された年度別計画に基づいて助成しております。
選考委員会は7月14日に開催されました。申請件数34件(昨年度45件)、
採択件数9件(同10件)、助成総額900万円(同1000万円)。
申請件数の年度別内訳は、初年度分は28件(昨年度32件)で2年度、3年度とも3件です。
採択の年度別内訳は初年度、2年度、3年度とも3件(同3件)となっています。26年度から初年度に採択された研究の全てに対して原則、3年度継続助成を行うことにしています。
 なお、梅原賞については今年度分は来年秋に29年度分と合わせて選考する予定です。

2 わかば研究助成
 わかば研究助成選考委員会は(平成26年度に名称変更)、7月29日に開催されました。
申請件数33件(昨年度40件)、採択件数は12件(同17件)、助成総額600万円(同750万円)
  昨年度は、医学・医療関連事業研究助成予算から150万円を転用しましたが本年度は当初予算額どおりです。

3 医療技術研究助成
 医師を除く医療技術職員を対象とした助成です。9月21日に選考委員会が開催されました。申請件数2件(昨年度11件)、採択件数2件(同5件)、助成総額40万円(同100万円)。

4 医学・医療関連事業助成
 6月29日に選考委員会が開催されました。最近、応募及び採択が少なかったため過去採択課題、使途科目をホームページに掲載しました。この結果、申請件数9件(昨年度5件)と増加し、採択件数4件(同1件)、助成総額200万円(同50万円) となりました。 

5 心臓疾患研究助成
 横浜市立大学附属病院に入院されていた患者様からの御寄附500万円を財源としての助成です。
平成24年度からこの財源による助成を行い各年度1件(助成額100万円)を採択しています。今回の助成が最後となります。
選考委員会は9月13日に開催されました。申請件数3件(昨年度4件)、
採択件数1件(同1件)、助成額100万円(同100万円)。
 ご篤志にお応えするため、毎回、優秀な研究の採択に努めて参りました。5ヵ年度に亘る研究助成をすることができましたことに心から御礼申しあげます。

6 指定寄附研究助成
 今年度の指定寄附の分野は、腎臓内科学関係です。
選考委員会のメンバーはわかば研究助成選考委員会と同じです。
 今回、申請件数が1件でしたので敢えて選考委員会を開催せず委員長に一任することとされ、9月14日選考が行われました。採択は1件で助成額23万円です。
 なお、昨年度は助成対象分野が4領域あり、申請件数は合計7件、助成額は各30万円で合計120万円でした。

財団賛助会員の御加入、御寄付に心から感謝申し上げます

  平成24年度から募集を行っている財団賛助会員は研究助成の主要な支柱の一つであり、倶進会の先生方をはじめご加入いただいている多くの方々に心からお礼申し上げます。
御加入いただいている状況は現在、次のとおりとなっています。
   本年度新規加入(会費納入)13名
   前年度までのご加入   387名
      うち会費納入(279名)
   現会員数     合計 388名
   会費納入     合計 292名
 賛助会員に御加入いただいている方のほとんどが倶進会会員の先生方です。
 財団への寄附金は現在、69件、133万円。このうち賛助会員及び倶進会会員の皆様からのものが66件、129万円です。
  倶進会会員皆様の当財団に寄せられるご厚情に心から感謝申し上げます。

引き続き、売店の経営改善を行い、
    研究助成の財源確保に努めて参ります

 売店経営の売上から生じる利益は、経常的財源として財団の公益事業遂行には不可欠と考えています。
 売店の経営ではコンビニエンスストアとの共存を前提にして経営改善を実施して参ります。
 当売店では従来から“患者さんのオアシス”をモットーに職員一同、運営にあたっております。
ご利用者の目線で、特に患者様の寄り添うよう温かくきめ細やか接遇は定評があります。
商品ではコンビニエンスストアと競合が少ない衛生用品、医療用品を充実させております。
 経営改善に当たってはこうした長く院内売店を続けてきた実績とノウハウをより活かして皆様に愛される特色ある院内売店づくりを進めていきたいと考えております。
 今年度は経営改善の一策として年度当初、営業時間の一部短縮をご利用者様へのサービスに配慮しつつ実施いたしました。
 今後とも、財団では経営基盤の充実に努め、設立趣旨である医学・医療の研究助成を推進して参りたいと存じます。
 倶進会会員皆様方の御協力、御指導を賜りますようお願い申し上げます。

  理事長   井 出    研